Career小町
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- ⃝所在地:横浜市港北区新横浜 2-15-12 ⃝従業員数:303 人 ⃝業種: ベビー用品等の企画、開発、輸入、製造、販売 ⃝女性支援制度:1 時間から取得できる有給休暇/ファミリーサポート休暇など
Real Voice
(2005 年入社)
関友里さん
以前は、別の会社のコールセンターで 働いていました。しかし、3 人の子供を 授かり、子供を保育園に毎朝送った後 で電車に乗って通勤することがしんどく なってきたのです。そこで、電車に乗ら ずに通勤できる新横浜駅周辺で転職先 を探し、当社と出会いました。今でこそ、 メンバー 11 人を抱えるマネージャーとし て働いていますが、入社当時はこんなに バリバリ働き続けるなんて思ってもいま せんでした。それでも社長や副社長であ る社長の奥様が、家庭との両立をケアし つつも責任ある仕事をどんどん任せてく れて、 私自身もどんどん仕事が面白くなっ てきたのです。会社自体がものすごい勢 いで成長していく様子を見ていたことも、 このまま働き続けたいと思った要因の一 つかもしれません。4 人目の子供を出産 した時は迷わず復職。当然、仕事を離れ る不安はありましたが、社長も副社長も メンバーも全員、出産を喜び、復職時は あたたかく迎えてくれました。実は、今 年私は産業カウンセラーの資格を取得し ました。女性社員の多い職場です。今後 も私なりの形で少しでも彼女たちの力に なることができればと考えています。
1番に考える。それが
つながっていく。
女性社員をサポー トする上で 気をつけているこ とはありますか ?
これも女性に限った話ではありませんが、 創業時からその人 の本質を見て評価するようにしています。 その人の長所は何か。 好奇心を持って観察しています。加えて、 今、 何をしたいか、 こ れから何をしたいか、 ということを聞きます。 本人の意思をでき る限り尊重したほうが、 圧倒的に効率的ですから。 生き生きと仕 事をしてくれますし、 周りにも良い影響を与え、 良い相乗効果 が生まれます。 また、 同じ社員でも調子の波はある。長い人生、 山も谷もあるでしょう。 社員一人ひとりに寄り添っていくことが 必要だと思います。 ただ、 気をつけなければいけないのが、 この 一人ひとりに対する柔軟な対応がフェアではないと受け取る社 員もいるということ。 たとえば、 子育てを経験していない社員か らすると、 子育て中の社員に対して 「なぜ彼らばかり優遇される の?」 という声も上がります。 そこで社員数が増えた現在は、会 社の制度としてきちんと明記するようになってきました。 とはい え、 制度が使いづらいものになっては意味がありません。 社員の 意見を取り入れながら、 たとえば有給休暇は1時間から取得で きるようにしています。 また子育てや介護があると急に休まなけ ればならないこともあります。 家族を応援する特別休暇として 「ファミリーサポート休暇」 を導入しました。 すべては、 社員とそ の家族の幸福の最大化を目指すために取り組んでいます。
働きやすい会社作りに
社員と家族の幸せを
女性社員が多い会社の経営者と して、 「女性 の活躍支援」についてお聞かせく ださい。
雇用を確保するためには、女性が活躍しやすい制度が必 要不可欠です。つまり、経営者自身の考え方を変える必要が あります。ただ、いくら一社が頑張っても、今度はその会社 にしわ寄せがきてしまう。だから、日本全体の文化を変えて いく必要があるのではないでしょうか。女性が活躍できる働 き方の制度だけではなく、家事や子育て、余暇の使い方。一 番は、男性の意識かもしれません。そこを高めていくような 改革を国でやらなければならないと思います。時間はかかる でしょう。誰もが幸せな働き方を実現するために、少しずつ 風穴を開けていくしかありません。もちろん、何十時間残業 してでも、 仕事を一生懸命したいという人もいます。そういっ た人たちも満足するような制度でもある必要があります。長 い人生設計の中で、幸せな働き方をその時々のステージに合 わせてマネジメントしていく。私自身も社員の人生を考えた 上で何ができるか。まだわからない部分も多いですが、少し ずつ取り組んでいくつもりです。
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