Career小町
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- ⃝所在地:横浜市西区みなとみらい 4-4-2 横浜ブルーアベニュー 13 階 ※ 2020 年 3 月に上記へ移転 ⃝従業員数:145 人 ⃝業種: ソフトウェア ⃝女性支援制度:出産休暇制度/育児休業制度/時短勤務制度/シフト勤務制度 1 時間単位の有休取得制度
Real Voice
大脇美由紀さん
(2001 年入社)
大学卒業後、ソフトウェア開発会社に プログラマーとして就職しました。当時 はまだ女性がシステム業界で働くことも 珍しい時代。結婚を機に「やめるんだよ ね?」という暗黙の会社のプレッシャー から退社しました。でも、やっぱり社会 との繋がりがないとつまらないんですよ ね。数年経って事務職として再び働き始 めました。ただ今度は、単に働くだけで はやりがいがない。システム開発の仕事 もしたいと思っていた頃に、セントラルシ ステムズと出会いました。技術者として のブランクを心配していたのですが、社 長が人間性を見てくれたことが入社の決 め手となりました。システム開発の仕事 は山あり、谷あり。心身ともにしんどい 時もありますが、リリース後にお客様か ら「ありがとう」 「助かった」と言われる と本当にうれしい。また、この会社は一 人ひとりをしっかり見てくれていると実感 できるので働きやすいですね。育休明け の働き方も実情を見ながら、細かに対応 してくれましたし、子供を育てる上でも 今の会社を選んで良かったと思います。
組織づくりにつながる。
女性を採用していく上で、 どんな取り組みを行っていますか ?
今後、企業の存続をかけた重要な部分を、多くの女性が 担っていくと考えています。そのため、女性の採用は、私た ちの会社にとって、ものすごく大きなファクターになります。 そういう意味でも、育休や時短勤務など支援体制を整えるこ とは基本です。ただ、 女性を積極的に採用したいと考えても、 こちらの支援制度について簡単には伝わらない。そこで制度 を利用する社員向けの社内説明資料を大学の合同説明会で 渡したことがありました。そうしたら、採用した 10 名のうち 5 名が女性と、会社設立以来一番多くの女性を採用すること ができたのです。それから、ダイバーシティ検討会というも のをつくって、年に数回、働き方について会合を開催するよ うにもなりました。もちろん、男性社員向けにも開催してい ます。今、さまざまな社員がいる中で、個人にあった働き方 を見つけていかなければいけません。女性だってキャリアを 意識して、将来像を描いている人もいます。逆に、立場が上 になると責任が重くなるだけで嫌だという人もいます。その 選択肢を個人にあわせて提供していける。それが中小企業 の魅力だと思います。
それが信頼関係のある
大切にすること。
一人ひとりの個性を
最後に、 「女性の活躍推進」において、 何が重要だと考えますか ?
国や自治体の施策が重要となってくるのはもちろん、そこ に期待するだけではなく、企業として何ができるかを考え、 行動していくことが重要だと思います。そのためには、社員 を頭数として把握するのではなく、一人ひとりを個性の異な る別人格として意識すべきです。何度も言いますが、男女問 わず、個人の適正や能力はみんな違います。その上で人を 活かすこと。企業と社員の信頼関係が構築できないと必要と される制度も支援も生まれないと思います。さらに女性の長 期就業を考えたとき、男性の協力が欠かせません。子育て や介護などライフイベントは、まだ女性の比重が大きいのが 現状です。軽減できるのは男性しかいませんから。また、将 来的には、 女性に取締役を担ってもらいたいと考えています。 優秀な社員が増えているというのもありますが、女性が自ら 主体的に活躍する場を設けることも支援策のひとつとして重 要だと思います。
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