Career小町
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- ⃝所在地:横浜市鶴見区豊岡町 28-26 ⃝従業員数:68 人 ⃝業種: 人材派遣業、人材紹介業、委託事業 ⃝女性支援制度:産前産後休業の浸透/短時間勤務制度の推進/養育休暇
1986 年、総合人材サービスの日総工産株式会社の OA 事業部を 分離し、 日総オフィス ・ エム ・ ツー株式会社を横浜に設立。1999 年、 日総グループの技術者派遣部門であるニッソークロダ技研株式会社 を統合し、総合人材派遣会社として社名を日総ブレイン株式会社に 変更。横浜エリアを中心に事業展開する人材サービス会社であり、 女性が活躍できる社会の実現に向けて貢献します。2008 年から 3 年連続で「よこはまグッドバランス賞」を受賞。
Message
社長メッセージ
産休・育休前後の 働き方について教えてください。
「2017 年 2 月から産休をとり、3 月に出産。その後育児休暇に入り、2018 年 5 月 から仕事に復帰しました。2016 年 6 月から産休までは、 内勤業務に切り替えてもらい、 人材紹介部に所属。転職を希望する人に連絡したり、面談の日程を組む仕事をしまし た。育休中は、社内のスタッフがこまめに連絡をくれたので、復職への弾みがつきま した」
入社 3 年目 営業本部 NB 課
小暮亜実さん
2008 年、 新卒で大手化粧品会社に入社し、 販売職として店舗リーダーを務めます。7 年 後に退職。2016 年、日総ブレイン株式会社 に入社し、現職に就きます。 プライベートでは、 2016 年に結婚し、 2017 年に出産。育児と両立しながら営業職として 頑張る秘訣を聞きました。
仕事と育児の両立で困ったこと、 工夫したことは?
「妊娠中は、自分に両立ができるかな、と不安になったことも。でも、産休前に所属 した人材紹介部で一緒に働くワーキングマザーに相談したところ、 『小暮さんならでき るよ』と言われ、前向きな気持ちになれました。今は子どもの保育園の送り迎えなど は夫と協力。その他の家事や育児はほぼ私が担当していますが、夫が口を出さずに任 せてくれるので、自分のペースでできてやりやすいです。 仕事では、クライアントから派遣スタッフへの要望など、コーディネーターに渡す べき事は即座に処理。自分の所で仕事を溜めないように、コーディーネーターと連携 してスピーディーな対応をすることで、子どもの急病などで早退しても周囲に迷惑が かからないよう心がけています」
女性活躍のための制度を整えようと思った のは、社長に就任した 2007 年から。出産を 機に退職する社員がいたことがきっかけでし た。せっかく築いたキャリアを出産のために失 うのはもったいない、と思い、育児休業を取 得後に復帰してからも長く働けるよう、制度 の改革に着手しました。仕事と子育てを両立 してきた私の経験から、 長く働いてもらうには、 周囲のスタッフの理解と協力が不可欠と考え ました。そこで、各部署の所属長が常に現状 を理解し、部署全体でワーキングマザーをサ ポートできる体制を整えました。 その結果、産休・育休制度を使った後、復 帰する女性社員が 6 年連続で 100%に。2 回 取得する社員が多いのも特徴です。当社が働 きやすいから、2 人目を産む決断ができるの だとしたら喜ばしいこと。今後も 100%復帰の 継続に注力していきたいです。 他にも、小学 6 年生までの子どもを持つ社 員を対象に、 「養育休暇」を制定。子ども 1 人に対して年間 5 日の休暇を認め、PTA 活動 や三者面談などの学校行事に参加しやすいよ うに配慮しました。最近は“イクメン” が増え ているせいか、女性だけでなく男性社員の取 得率も高いです。 昨今は企業が女性に優しい制度を取り入 れ、働きやすい時代です。だからこそ女性は、 制度を利用して終わり、 ではなく、 周囲への感 謝を忘れずに仕事にまい進し、 成長し続けるこ とが大切ではないでしょうか。そういう努力が 自分の価値を高めることにつながり、より輝い た人生を送れるのではないかと思っています。
代表取締役社長 清水智華子さん
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我が社のイチオシポイント
カフェのようなリラックス空間
会社のエントランス近くにあり、 お客様を迎 え入れるこのスペースは、 おしゃれなカフェの ようなインテリアで、社外の方はもちろん、社 内でも好評。 外回りの仕事からの帰りなど、 目 にするだけでホッとするリラックス空間です。
これからの夢や 目標をお聞かせください。
「前職でもそうでしたが、 私は、 自分に与えられた数字を達成するのが好きなんです。 だから営業職は向いていると思うし、この仕事でキャリアを積んでいきたいです。 キャリアを形成する中で、必要なことは貪欲に学んでいきたいです。例えば、どん な企業を訪問しても対応できる知識を身につけたり、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)など、パソコン関係の資格も取得して、自分の強みを引き出したい。 仕事も育児も、常にベストを尽くして頑張ります」
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